美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
先日、セーラー万年筆の美文字クリニックに参加してきました。たった15分で自分の名前が見違えるようになってビックリ!プロから学んだコツを紹介します。

たった15分で美文字に変身!

「美文字クリニックってすごい」の言葉に惹かれて
美文字クリニックとは、一対一で美文字の指導をしてもらえるイベントで、セーラー万年筆が開催しています。指導の対象は自分の名前です。イベントのスケジュールはこちらからチェックできます。
セーラー万年筆 |公式ウェブサイト > イベント情報
以前、友達が「美文字クリニックってすごいの。こんなにきれいな字になっちゃった♪」と嬉しそうに話していました。ずっと気になっていたんですよね。友達の名前がきれいな字に変わっていて、15分でこんなに変われるものか不思議だったのです。

 

3月に入りタイミング良く参加できる日があったので、ドキドキしながら指導を受けてきました。

プロから学んだ美文字のコツを紹介!

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
先生の前に座るとご挨拶の後に用紙を渡されて、自分の名前を大きく書きます。私の書いた字をみて、一文字ずつ先生が指導してくださいました。では、学んだコツを紹介していきますね。

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
美文字のコツ1「起筆をひっかける」
書き出すことを起筆というそうで、起筆をひかっけて書くと良いそうです。先生に習ってひっかけて書くと、美文字にぐんと近づきました。

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
美文字のコツ2「線質を意識する」
線質を意識しましょうと「三」を書いて説明してくださいました。「三」の一番上の横線が“上に”、二番目の線は“真っ直ぐ”、三番目の線は“下にそる”そうです。三番目の線は2倍の長さです。名前を書くときは、この三本の線質を意識しながら書くと良いそうです。線質は初めて知ったことなので、勉強になります。

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
美文字のコツ3「右払いはなめらかに」
右払いは止めて払います。止めたときに角ばらないよう、なめらかに払うと良いそうです。お習字で馴染み深い右払いはすんなり頭に入りました。

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
美文字のコツ4「横画が多いときは一本を長く書く」
横画が多い漢字は一画だけ長く書くとメリハリがつくそうです。たとえば「美」の場合は三画目・五画目・六画目は同じ長さに揃えて、七画目を長く書きます。ぐっとメリハリが出ますね。

 

その他、右上がりに書く、月の中は等間隔で書く、へんとつくりのバランスを考える、へんは長い短いを意識するなど、たくさんのコツを教えていただきました。

 

本名は内緒にしたいので、ひとつひとつの文字を載せられないのですが、見事に美文字へ変身しています。参加してよかったです。ありがとうございました!

教えてくださったのは日本ペン習字研究会(日ペン)の先生です

字の書き方を指導してもらったのは、小学生の書道の時間以来です。美文字クリニックで、自分で書いた字を直してもらうのはとても恥ずかしかったです。

 

でも終わってみると、美文字のコツが深く記憶に残っていると感じています。本だけでは得られないものがありますね。自分の名前は人前でも、書けるようになりました♪

 

美文字クリニックでプロから学んだコツを紹介します
美文字クリニックの先生は、日本ペン習字研究会(日ペン)の先生です。日本ペン習字研究会は昭和7年に創立され、80年もの歴史がある会。今回、私を担当してくださった先生は、やさしくてとても説明が上手でした。「こんな先生に習ってみたい」と思わせる魅力があります。

 

日本ペン習字研究会(日ペン)の通信講座もあります。
◆講座の詳細や無料の資料請求はこちらから>> 日ペンのボールペン習字講座
正しい持ち方の矯正が完了したら、ボールペン習字講座にチャレンジしたいな♪さらなるステップアップを目指して。