ペンの変な持ち方を矯正したい
大人になってもペンの持ち方が変です。ずっとコンプレックスだったのですが、美文字になりたいのなら、まずペンの持ち方を矯正しなくては!と気づきました。私の変な持ち方の話を聞いてください。
グーでペンを握る持ち方です
幼児のような『グー持ち』のまま大人になってしまった
私のペンの持ち方は中指と薬指の間にペンを挟みます。簡単に言うと、ジャンケンのグーの形で『グー持ち』です。かなり珍しい持ち方で、同じペンの持ち方をしている人を見たことはありません。
幼児が初めて鉛筆を持つときに『グー持ち』をする子がいるそうです。親が気づいて早いうちに正しい持ち方へ直すのが一番!それなのに、うちの親には教えてもらった記憶がないのです。いや、私の変な持ち方に気づきもしませんでした。
よく母が「仕事が忙しくて、ペンの持ち方がおかしいなんて気づかなかったわ」と笑い話にします。大人になって恥をかくのは私なのにと言いたくなるけれど、一生懸命働いていた両親を見てきたせいか何も言えません。
『グー持ち』の持ち方は意外と書きやすい
変なペンの持ち方でも、字を書くときに不都合を感じたことは無いのです。友達からは「よくそんな持ち方で字が書けるね」と言われてきました。でも客観的に考えると『グー持ち』は意外に稼動範囲が大きく、小さい文字も大きい文字も書けるし、さらに早く書けるのです。「あーあ、書きにくい!」と苦痛を感じていたら、自分で直していたはず。
意外と書きやすい点が、『グー持ち』を矯正するまでに至らなかった理由なのでした。
大人になってペンの持ち方を矯正できるの?
ペンの持ち方を自分で矯正するのは難しい
『グー持ち』は目立つ持ち方のため、時々好奇の目で見られることがあります。育ちが悪いとか下品とか、悪い印象を与えてしまいそうです。
好奇の目で見られるのが恥ずかしくて、ペンの正しい持ち方に何度か挑戦しました。でも、正しい持ち方だと力が入らなくて、ミミズの這ったような字になってしまうのです。
字が書けないことには勉強も仕事もできないので、結局『グー持ち』に戻ってしまう。もうグー持ちでもいいと諦めてしまいました。
美文字はペンの変な持ち方を矯正するチャンス!
先日書いた「お悔やみの手紙に書かれた美しい字」を見て、美文字への憧れが芽生えました。
美文字は正しい持ち方で書くことが大切です。「美文字になりたい!」との強い願いが、変な持ち方を矯正してくれる気がするのです。まずは美文字の練習をする前に、ペンの正しい持ち方を学びます!