ペンの正しい持ち方と変な持ち方を比較して癖を直す

ペンの正しい持ち方と変な持ち方を比較して癖を直す
ペンの正しい持ち方のお手本は書道家の中塚翠涛さんです。でもなかなか上手く持てません。そこで、ペンの正しい持ち方と変な持ち方を比較したら、悪い癖が見つかりました。

 

ペンの正しい持ち方のお手本は書道家の中塚翠涛さん

「中居正広のミになる図書館」を見て美文字に憧れる

正しい持ち方のお手本は書道家の中塚翠涛さんです。テレビ朝日の「中居正広のミになる図書館」に出演されていたのを偶然見かけ、ふわふわとやわらかく動く手の美しさに見とれました。

 

自分のグー持ちの手を見て「あんなにふんわりと字を書けたら、優雅な気持ちになるだろうなあ♪」と羨ましくなったのです。あの日以来、中塚翠涛さんのふんわりとしたペンの持ち方に憧れています。

 

中塚翠涛さんのふんわりした持ち方とは大違い

美文字の練習を始めたきっかけは、中塚翠涛さんとの出会いも理由のひとつです。そうは言っても、正しい持ち方はなかなか身に付きません。

 

中塚翠涛さんの持ち方を思い出すと、ふんわりとペンをつまむように持っているんですよね。私の場合は、親指と人差し指にグッと力が入っていて、力を込めて書いているのです。これだと少し書くだけで疲れてしまいます。

 

私の正しい持ち方はまだ正しくないのかも……。

 

手遅れになる前に、正しい持ち方と変な持ち方の違いをはっきりさせて、間違っている点を直すことにします。

ペンの正しい持ち方と変な持ち方を比較する

ペンの正しい持ち方と変な持ち方の違いは?

正しい持ち方と変な持ち方(グー持ち)を比較します。まず、こちらの正しいペン持ち方のポイントをご覧ください。

 

ペン先から3cmぐらいを親指と人差し指でつまむ
ペンの横を中指で支える
正面から見て、親指、人差し指、中指が三角形になるようにする
手のひらはタマゴが入るぐらいに広げる
人差し指が字を書く方向を決める
ぱぱっとペンの持ち方を変えて、私の変な持ち方と比較しました。

 

◆ペンを持つ指=正しい持ち方は「親指、人差し指、中指」、変な持ち方は「親指、人差し指、中指、薬指」でした。

 

◆手のひら=正しい持ち方は「タマゴが入るぐらいに広げる」、変な持ち方は「握りしめる」でした。

 

◆書く方向を決める指=正しい持ち方は「人差し指」、変な持ち方は「中指と薬指」でした。

 

◆ペンが触れる指の関節=正しい持ち方は「第一関節」、変な持ち方は「第二関節」でした。

 

こうして比較すると、違いばかりですね。

 

ペンの正しい持ち方と変な持ち方が混ざっている!

ペンの正しい持ち方と変な持ち方を比較して癖を直す
比較してわかったことがあります。今自分が正しいと思っている持ち方は、変な持ち方が混ざっていました。

 

まず、薬指と小指は変な持ち方の癖が直っていませんでした。
この写真はまだ良いほうなのですが、薬指と小指をギュッと握り締めて書いていました。そう、手のひらにタマゴが入らないのです。だからペンが不安定になり、親指と中指に強い力が入ってしまうのです。

 

また、書く方向を決めるとき、変な持ち方の名残で中指が誘導しようとしてしまい、正しい持ち方の人差し指と小競り合いが起きているようです。

 

原因がわかって嬉しいです。改めて指をコントロールしていきます。なかなか前に進めないときは、一度立ち止まって見直しするのもいいですね。悪い癖が見つかって、ペンの正しい持ち方へ一歩近づきます♪

 

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